【ミツワ保険事務所に突撃!】保険事務所の社長さん、倉吉支社長さんにズバズバ聞いてみた!

こんにちは!鳥取シゴト記者クラブです!

鳥取シゴト記者クラブでは鳥取県のいろいろな企業を学生が取材し、

就職に役立つような記事を学生視点で届ける活動をしています。

保険ってよくわかんない!そんな学生も多いのではないでしょうか。

保険とは万が一のアクシデントに備えてくれるものです今回の企業さんは保険に関わる“有限会社ミツワ保険事務所”さんと

“三井住友海上火災保険株式会社”さんです。

 

 


『最初にお二人の自己紹介をお願いします!』

『はじめまして!事故で「困った」を「助かった」にできる保険屋、ミツワ保険事務所社長の坂根義征です。東郷町出身で今は倉吉市で働いています。』

『はじめまして。去年から鳥取勤務になりました。三井住友海上山陰支店倉吉支社長の浅井太郎です。』

 

『坂根さんに質問です。保険事務所って具体的に何をするんですか?    

 

『私たちは主に営業と保険が適用されるような事故の処理をしています。私たちが扱っている保険は三井住友海上さんの商品です。端的に言えば、三井住友海上さんの代理店ですね。』

『つまり、私たち三井住友海上が作った保険を売ってもらっているんですね。私たちは全国の代理店さんに保険を販売してもらっています。』

『なるほど!では私たちが保険に入ろうと思ったら、代理店さんに相談すればいいのですね。代理店を通すなんて知らなかったです。』

『坂根さんはなぜ、この職に就こうと思ったのですか?』

『この(ミツワ)保険事務所は、私が小学生のときに父が始めたものなんです。昔は保険屋を継ぐように言われたこともなく、自由に過ごさせてもらってました。岡山の専門学校卒業後、カレー屋の切り盛りを任されたんだけど、毎月50万円の赤字を出していて、自分の給料もほとんどなく、不安定でした。その仕事の後に父の元で働くようになったのがこの仕事に就いた始まりです。』

『カレー屋と保険屋は全く仕事の種類が違うのでびっくりです!急にぜんぜん違うお仕事に変わって大変じゃなかったですか?』

 

『もちろん、上手くいかなくて眠れない夜もありました。保険代理店は完全な歩合制なので、契約が一件も取れなかったら売上は0円ということです。入社当時、社長だった父親にはものすごく厳しく言われてて…それでもやってこれたのは、カレー屋時代にお金がないのを経験したからこそ、安定的に雇用され、毎月お給料をいただけるありがたさを感じられたからです。』

『すごいですね…きっと私なら保険事務所もすぐ辞めてしまうかもしれません…』

 

『実際に他の人だったら辞めてたかもね。でも、最近は保険屋の魅力にも気づいてきてきました。若い方には、営業はつらいといって離れないでほしいと思います。意外かもしれませんが、営業はコミュニケーション能力というよりも落語に近いんです。』

(熱いまなざしで営業は落語と同じだと話してくださる坂根さん )

『え、落語に近いとはどういうことですか?』

 

『落語にはいくつも種類があって、それを落語家たちは何回も話すことで体に染みつかせているんです。保険の営業も一緒で型があるんです。その型をしっかり押さえることで契約がとれるようになるんです。』

 

『そういった型というものは坂根さん自身で編み出されたんですか? 』

『お客さんと話した内容を毎日書き留めていたんです。入社したての頃は保険が売れるのは10回に1回でしたが、その1回と残りの9回の違いが分かりませんでした。100回を超えた頃に、型があるなって気がついたんです。笑いのポイントを押さえて、場を温めてから、きちんとシナリオを立てて話せば誰でもできちゃうんですよ。でも、こういう型や営業の方法を教えてくれる人がいないから“営業は難しい”って敬遠されるんです』

(坂根さん秘伝の営業の型が書かれたマニュアルで解説を受ける記者たち)

 

『代理店さんに保険を売ってもらっている私たちからしたら、ミツワ保険事務所さんのような沢山売ってくれる代理店さんに続いてほしいと思っていますし、保険を必要とする方々に売っていく技術も途絶えないでほしいと思います』

『なくてはならない、求められ続けていくような会社なんですね。そんなミツワ保険事務所さんでも三井住友海上さんでも会社を途絶えさせないためには、やっぱり必要なものって人材ですか?』

 

『そうだね。欲しいね。』

『学生たちに求めるものはありますか?』

 

『ストレス耐性が強いことかな。ストレスを何らかの方法で解消する方法を持っていることを過去の事象から説明してもらえたら、一緒に働こうってなりますよね。だって最初はきついもん。失敗もすると思う。でも、こちらも最初の1年は何もできないと思って扱うつもりです。どの世界にも下積みはあるんですよ。最初からうまくなんていかないんです。その時期を下積みだと思って我慢できるかできないかですよね。下積みであるということを合理的に理解させるためには、こちらから営業の型やマニュアルがあることを示してあげることが大切だと思ってます。』

 

『ストレスをため込みすぎてパンクしてしまうと辞めてしまうかもしれないですね。でも、それも成功するための過程の一つだと認識したり、解消できたらすごく働き甲斐がありそうですね。』

『坂根さんのサポートも心強いですね!』

 

『浅井さんが新入社員に求める要素はありますか?    』

『新入社員に求めることですか~……。失敗することを恐れないことですかね。やっぱり何事も失敗しないと分かんないですし、上手くやろうと思っても失敗するのが普通だと思うんです。坂根社長が言ったように最初の一年間は使いものにならないと思ってます。だから、のびのびと積極的にやって、恥をかいてでも失敗をどんどん経験してほしい。』

『失敗をしてもいいんですか? 』

『失敗しないと学べないことは沢山あると思う 』

『そうなんですね!ただ失敗して終わりではなく、学びにつながるように考えたり、反省もしないとですね!』

 

『今日は貴重な時間をありがとうございました。保険について考えたいと思うきっかけになりました。また、営業を敬遠していましたが、人見知りとか恥ずかしがりといった理由だけで営業という選択肢を消さないようにしたいと思いました。ありがとうございました! 』

 


さて、今回の取材はいかがでしたでしょうか?

「困った」を「助かった」に変えるお仕事

”ミツワ保険事務所”さんと

たくさんの人を救う保険をつくる

”三井住友海上火災保険”さん

 

学生だと「安いから」という理由でオンラインで保険を

申し込む人も少ないですよね?

 

本当に事故にあってしまったとき

 

やっぱり顔の見えるヒーローに駆けつけてほしくないですか?

 

この2社のタッグがあれば

緊急時でも安心ですね。

 

そんな誰かのヒーローになれる仕事

保険営業って中々敷居の高いお仕事かもしれないけど

落語のようにノウハウを覚えて仕事していくのも楽しいかもしれないですね。