鳥取に笑っちゃうくらいワークライフバランスを重視したIT企業がある。
そんな噂を聞きつけました。
時短勤務や、有給休暇を積極推進!副業もOK!
しかも、夏の2ヶ月は会社をお休みしてカヌーインストラクターをしている人もいるとか!?
そんな夢みたいな会社が本当に鳥取にあるのか?
そう、なんとあったんです!
半信半疑だった記者も最後には納得と驚きのIT企業、
LASSIC(ラシック)さんに突撃インタビューいたしました!
本日は入社して4年目の、足立さんにお話を伺いました!
− LASSICはいったいどんな会社なの? −
『では早速ですが自己紹介をお願いします! 』
『システムインテグレーション部の足立です。湯梨浜町出身です。一度大学で県外(愛知)に出て、また鳥取に戻ってきて就職しました。仕事内容はwebシステムの開発で、目に見える画面ではなくて、裏側のプログラミングをやっております。』
『大学では今のお仕事に関連することを学んでおられましたか?』
『ほとんどしてないですね。大学では数学を学んでいまして、授業の一環でプログラミングを学んだことはありましたが、深くはやってないです。なので、ほとんど未経験と言える状態で入社しました。ITの企業に入った理由は授業で学んだプログラミングが面白かったのと、学んできた数学(の知識)が活かしやすい職種だと思ったからです。LASSICを選んだ理由は…就職するときは鳥取に戻りたいと思っていて、会社探しをしていたら、会社説明会で社長が「仕事がないからといって地元に帰るのをあきらめるのはおかしい。なんとかしたい。」と言っていてそれに共感したからですね。最初は鳥取に仕事はないと思っていて、関西圏で仕事を探していました。社長の言葉と仕事内容にもワクワクしたのでLASSICに就職しようと思いました!』
『現在、就職前に思っていたような仕事はできていますか?』
『そうですね。想像とは違う仕事もたくさんありましたが、地方に仕事を作るという点では想像通りですね。たとえば今、私は東京のお客さまと仕事をしていまして、去年までは2人で担当していたのですが、一生懸命お客さまに価値を提供できるように努めた結果、ご依頼いただく仕事が増えて、今年からは3人になりました。たった一人分ですが、仕事を鳥取に作れたということなので、地方に仕事を作る一助になれたかなと思います。』
『入社前のイメージと違うと思ったことはありますか?』
『大きく違うと思ったところはないですね。ただ、案外パソコンに向かう時間が少ないと思いました。四六時中プログラミングをしていると思っていたんですけど、実際は前段階でどのようなものを作るか話したり、他にも様々な相談をしたりすることが多いです。直接話さなくても、ビデオチャットだったり、文字のチャットだったり、人とやり取りすることが多いですね。』
『そういえば、LASSICさんて社内部活があるんですよね? 』
『はい。例えば、昼休みによくやるのはアナログゲーム部ですね。ITの会社だからこそ、あえてのアナログで!ボードゲームやカードゲームで遊んでます。人生ゲームをやることもあるんですけど昼休みでは終わらないので、(進み具合を)撮影して他の日に続きをやったりしています(笑)。冬には編み部が編み物していたり…。他にもボーリング部、写真部、ポタリング部もあって、みなさん割とアウトドア派ですね。』
『大学生に知って欲しいLASSICの強みや面白いことはありますか?』
『人の感情をITで可視化して生産性の向上や、サービス・製品開発に活かすという研究に力を入れています。感情に関する分野はIT業界があまり参入していませんでした。最近他の会社も参入し始めていますが、LASSICは以前から取り組んでいて、智頭町の「森林セラピー®」だったり、「ロボット病棟プロジェクト」だったり研究成果が実を結びつつあります。こういったところがLASSICの面白いところですね。』
<参考リンク先>
『らしくの実現として面白い働き方をされている方がいらっしゃるとか…』
『カヌーのインストラクターをされている方がいますね。その方は夏になるとLASSICに週一回程度しか出勤していないです。他にも塾の仕事を別にしている方もいます。』
『副業であったり、他の活動をされている方は本業もしっかりこなせるのでしょうか? 』
『もちろんです。どちらかが疎かになってはいけないのでみなさん切り替えてどちらもしっかりされていますむしろ、そういう人でないと副業も許可されないんです。』
− LASSICの”ヒト”を深掘り!! −
『(社員の方の)出身は県外と県内とどちらが多いですか? 』
『県内が多いですね。あと、県外から鳥取の大学にきてそのまま就職したり、県内出身者が一度県外で就職して、転職してLASSICに来られる方も多いですね。』
『地方創生が面白そうだからという人が多いですか?』
『そこは人それぞれですね。地方創生が面白いといって入ってこられる方もいますが、慣れた鳥取で子育てしたい、などという理由で入社される方もいます。』
『少し話が戻りますが、地元に戻りたいと思ったのはなぜでしょうか?』
『実は明確な理由はないですね。12月に就職活動をスタートして、年末に地元に帰った時に、やっぱり鳥取で就職したいと思いました。はっきりした理由はないですけど、鳥取への愛着は強いかもしれないです。』
『進学で鳥取を離れて、戻ってきた時に改めて気づいた鳥取の良さは何でしょうか?』
『海も山もあるので、気分転換やリフレッシュがしやすいですね。湯梨浜から通勤してくる時、毎日海を横目に出勤しています。帰りにタイミングよく夕日が見れたりすると本当にきれいですね。』
『他にも鳥取の魅力はありますか?』
『子育てをしやすいところでしょうか。行政も力を入れていますし。あと、案外お金をかけずに暮らせます。家賃も安いので。』
『子育ての話が出ましたが、社員で子育てをしながら働いている方はいらっしゃいますか?』
『沢山いますよ。保育園に迎え行くために少し早く帰る人もいますし、業務によっては出勤時間を早めて、早く退勤する人もいます。あと、春休みは子連れで出勤する方もいます。空いているミーティングルームや、会社の庭の芝生で子供さんが遊んでいましたね。この部屋にいるPepper(ソフトバンクのロボット)と子供さんが遊んでいることもありました。』
『今の足立さんのお仕事をもう少し詳しく聞いてもいいですか?』
『私の所属するチームで、私はshuftiという在宅ワークのマッチングサイトの裏側の開発を担当していて、機能の追加・改修をしています!お客さまの依頼を受けたら、まずは「本当にその通りでいいのだろうか?」ということをしっかり考えてから取りかかります。デザインはお客さまが、機能の開発をお客さまとLASSICが担当して実際に制作をしていきます。』
『未経験で入社したとのことですがプログラミングはどうやって修得されたんですか?』
『基本的なことは、入社後の研修+IT系の資格取得(基本情報技術者)ですね。入社してから2ヶ月間はプログラミング研修を受けて、その後は実際にプロジェクトに入って、簡単な仕事から任せてもらいながら、技術と知識を習得していきました。』
『お仕事のやりがいはどこにありますか?』
『感謝や御礼の言葉ですね。この間、お客さまとテレビ電話を使ってリモートで飲み会をしたんですが、そのことがお客さまの会社のブログで記事として投稿されていて「LASSICさんはなくてはならない会社だ!」と書いてもらえてたんですよ。あとは、ユーザーの方々から機能に関して、嬉しい反応を頂けたりするので、自分が誰かの役に立っているという実感が得られるのが嬉しいです。』
『足立さんは10年後にどうなっていたいですか?』
『 仕事と家庭を両立させたい!が1番にあります。仕事が好きなので、子供がいるからという理由で仕事をあきらめたくないんです。あとは、今、プロジェクトのリーダーになったばかりなのでもっと立派なリーダーになりたいですね。視野を広く、いろんなパターンを想定できるリーダーになれたらいいなぁと思います。』
『4年目でリーダーを任されるんですね!』
『目標にしている人はいますか?』
『茅原さん(足立さんの上司)です。とても視野が広く、目指したい尊敬できる上司ですね。自分の(目先の)仕事だけ見ずに、優先度をつけられるようになりたいです。例えば、この仕事は明日までに終わらせないといけないと思っていたけど全体の工程から見たら一週間先でもよかった、ということもあるので。』
『最後に就活中の学生に向けて一言お願いします』
『「なにか1つ軸を持とう!」1つ軸があればブレないので、迷っても考えやすくなりますし、入社後も働きやすいと思います。軸を持って選んだところなら、第一志望じゃなくても自分がこうしたいと思ったところに入れているはずなので。ぜひ、軸を持って欲しいと思います!』
-ありがとうございました!-